ツーリングレポート
この文書の転載、リンクはご遠慮ください。
たくやさんの伊豆ツーリングレポート(Sun,
28 May 2000 02:41:59 +0900)
たくやです。
今日は午後から天候が崩れてしまいましたが、伊豆へ行って来ました。
以前、はるぶーさんのレポートにもありましたが、しばらくご無沙汰でしたので
調査がてら手かけてみました。
東名に乗った時点では曇。御殿場に近づき標高が上がるともに雨足が
強くなってきます。この時点で「標高と天気」の関係に気がついていれば
時間がうまく使えたのですが・・。それは後ほど。
沼津側から入り、湯ヶ島方面に向かいまずは猫越林道。
やはりチェーンがあがっていますね。以前は開閉可能だったのですが、
これではバイクで大ジャンプでもしない限り入れそうにありません。
県道に引き返し、持越林道の入り口へ・・と
「作業中立入禁止」の札が。何の作業か解りませんが、パイロンが立っている
ので、無理はしないのが得策、と引き返す。またしてもハズレ。
まだ雨はわずかにパラパラと降っている程度。まだまだ探検しましょう。
またまた県道に向かい、仁科峠を目指します。
ここは標高が高く、峠一帯が牧場になっています。この峠からの眺めは素晴らし
く駿河湾がおもいっきり見渡せます。
北海道の海岸を思い起こさせる良い峠ですね(^^)
ここで冷静に考えてみましょう。
標高が高いってことは=天気が変わりやすい=山って雨多いって事ですよね。
しかも、峠かつ高原=風の通り道=雲が発生するポイント
・・・ということで、峠に着くと視界1m以下の世界でした。
なーーんも見えません。牛さん何処にいるの?
休憩もあきらめ、そのまま南下して滝見林道を目指します。
入り口にたどり着くも、相変わらず視界1m以下。これでは林道
に入れません。雨足も強くなってきたのでパスする事にしました。
3つ目のハズレ(哀)
ここから長九朗林道へ向かっても良かったのですが、
あまりに視界が悪いので一旦海沿いに降りる事に。
松崎に降りるよりも仁科峠に戻り、宇久須の方が近いとのNAVIの指示。
宇久須に着くと・・晴れてるよ(-_-)
なんかムカムカきたので、海岸線ドライブをしてしまう。
気がつくと松崎。ここで食事。(なぜかMOSバーガー(^^;;)
さて、ここからどうしようか迷う。諸坪峠を越えて河津に降りてもよいけど・・
手元のWinCE機でおもむろに林道MLの過去ログやFCCVの情報を見る。
そこから来た結論は・・
・町営やまびこ荘ってどんな感じなのか見たい
・諸坪峠周辺は大丈夫らしい
・大沢温泉に入ってみたい
・道の駅がある(さらにしらべたら、温泉があるそうです)
仁科川沿いに上り、白川林道に入る。この時点でやまびこ荘の事を
忘れていたのは後になって気がつく(^^;
白川林道は相変わらずの路面。沢沿いなので、ヌタ場が多く
なおかつ伊豆の林道らしく大きめの石がゴロゴロ。
雨足が強まってきたこともあり運転に集中。
霧で視界が無くつまんねーなー・・とぶーたれて走って居たのですけど
これは大間違いでした。
林道は谷沿いや稜線沿いに作られている事が多いのですが、
ここはまた霧や雲の通り道でもあったのですね。
霞の中を走る・・飛んでいるような不思議な感覚でした。
諸坪峠はすごい霧。ここから河津へは降りず、
長九朗林道を経て大沢温泉へ向かう。立ち寄り温泉の営業時間が気になって
急ぎたいのですが、雨と視界の悪さで急ぐ事は出来ません。
緊張の連続で眠くなってきましたが、これも我慢。下手すれば永眠です(^_^;
相当時間をかけて下山した為、大沢温泉に到着したのは
6時を回った所。立ち寄りはさすがに無理だろうなぁと
考えて、早々に道の駅へ。大沢温泉から3分ほど。
道の駅・花の三聖苑伊豆松崎の温泉ですが、
泉質は単純泉で、循環沸かしの様です。
営業時間は9:00〜19:30。大人500円です。時間制限は無いみたい。
内湯が1つ、露天が1つ。露天は2Fにあるのですが
眺めが良いと言うわけではありませんでした。
まぁ普通の温泉なんですけど、私が入浴しているときは
だーれも居ませんでした。貸し切り状態です(^^)
たっぷり堪能し、隣の施設の食堂で食事。
ご飯を食べて眠くなったので仮眠・・・と思うも
「ゲコゲコゲコゲコ♪」蛙うるせーー(-_-;;
#道の駅・あいの土山以上の煩さ・・
車中でうだうだして明日の予定を考えるも
雨足は強くなる一方。ということで帰宅することに。
松崎まで出て、土肥〜修善寺〜沼津IC〜横浜青葉のコースで帰宅。
休憩なしで所要時間は3時間50分でした。
来週の山梨は晴れることを期待しています。
長文失礼いたしました。ではでは。
さのささんの紀伊半島ツーリングレポート(Thu,
11 May 2000 23:30:16 +0900)
最近元気なさのさです。
はるぶーさん、このGWは私と同じエリアをさまよってらしたんですね。
お会いしたかったな〜。
(って私がこのエリアにいたのは皆さんがAポイントにいらっしゃるころでした
が。)
> ○県道だけど。。。
> R309を吉野方面を目指して南下、駐車場が超満車で混乱状態の道の駅吉野路黒滝を
> 過ぎて県道へ転進。更に県道48号へと進路を取ると、路面は舗装されてはいるもの
県道48号、私もこのGWに走りましたよ。はるぶーさんとは逆こーすで。
ここはきっと過去には林道だったんだなと思わせる雰囲気がいいですよね。
さらに地蔵トンネルはくぐらず旧道をとおると展望もすばらしく、楽しめたんです
よ〜。
> ○温泉
> 今回は天の川温泉というところに行ってみました。
私も登山のあと風呂に入りたくて行ったのですが、「満員、順番待ち」見たいな看板
に
幻滅してここは入りませんでした。で、県道21号沿いの洞川(どろかわ)温泉に
行きましたが、ここは空いてて、湯もぬるっとしてて温泉らしくて良かったです。
〜余談〜
ちなみに紀伊半島には川湯温泉といって、川原を掘るだけで温泉になるっていう場所
があるんです。
もちろん露天風呂、というより野天風呂。もちろん今回私も行きました。
ここで見知らぬ男女複数友達旅行風の手段の女の子が男の子らに
「せっかくここまできたんだし、あんたら男なんだからバサッと脱いでジャブッと肩
まで入りなよ!
情けないわね〜。水着がなけりゃタオル巻きゃいいじゃん!私が男だったらジャブっ
とやるね!」
って諭してたので、彼女らが来たため入るのをためらっていた私は
「そうか!男ならやらねばならんか!」
と白昼堂々、ばさっと脱いでジャブッと入りました。
私以外に水着もなく入ってる人はいませんでした・・・・・・・。
しばらくお湯を楽しんでたんですが、その集団の男どもが私のほうを見て
「うわ!あいつ髪までびしゃびしゃ・・・。サイアク〜。」
とささやいてました。
わたし、悪いことしたんでしょうか?
〜話題閑休〜
> ○ラーメン
世間をにぎわせている?天理ラーメンって屋台のお店らしいですね。
私は夜に弱いので、奈良県民ながら食べにいったことないんですよ。
(奈良県内に点在している「天理スタミナラーメン」はほんとの天理ラーメンではな
いらしい。)
【林道情報】
〔京の谷大谷林道〕
ツーリングマップル関西(以下TMK)P70参照全舗装ですが、
展望はいいです。空気がすんでいれば護摩壇山まで見えるらしい。
途中の休憩所には無料の双眼鏡(東京タワーとかに据えてあるやつ)あって、
眺めてるだけで楽しい。ここで野営もさぞかし楽しかろう。
〔備後川林道〕
TMK P66右下参照
R425から入るとなかなかダートにならず、雰囲気も只のすたれた県道みたいな感じで
すが、
ダートになったらいきおい雰囲気が一転、むちゃ良くなります。
〔谷の内の集落に出る【ジャングル林道】の注釈がついてるルート〕
TMKのP71参照。
長い素堀のトンネル、緑に包まれた鬱蒼とした雰囲気が私好みですごく良かったで
す。
後半は展望もいいです。私的にはこのGW一番のヒットルートでした。
なお、このルートは昔森林軌道だったらしいので、
鉄混じりな方々は在りし日の風光景を想像しながら走ればより楽しめるでしょう。
って、ここまできたらもう新宮ですよ。めったな事でもないとOLMでもこないですよ
ね。(^_^;)
長文失礼いたしました。
本MLのメンバー・安田さんからの「突然林道オフin四国」(Sun,
21 May 2000 21:59:04 +0900)
こんにちは。安田です。
本日、突然と言うわけではないのですが、林道オフを行いました。
告知期間が短かったので、アップしなかっただけなのですが。天気に
恵まれ、なかなか充実したオフとなりました。
参加車は、70、デリカ、ジムニー、パジェロJr、パジェロイオの
5台でした。主に香川県の林道を中心に走りました。
【竜王山林道】ツーリングマップル中四国P67脇C3付近
国道438号が未開通時代にエスケープ路として使われていた林道
です。約8年ぶりの走行となりました。峠の標高は約950m。竜王
峠といいます。林道は残念ながら全線舗装されてました。林道を走り
終えた後、香川県の最高峰竜王山(1060m)に上りました。駐車
場から頂上まで歩いて10分程度。頂上には展望台があります。あい
にく霞んでいて、見晴らしはもうひとつでした。
【塩江琴南林道】ツーリングマップル中四国P67脇A2〜D2付近
香川県一の長さを誇る林道でしょう。全長20km以上あります。
ダートもまだ3分の2ほど残っているでしょうか。路面はフラットダ
ートですが、流水溝が出来ている個所もありました。
【猪ノ鼻峠旧道】ツーリングマップル中四国P66観音寺F4付近
国道32号猪鼻峠の旧道です。トンネル北側からダートが始まり
ます。コンクリート舗装、アスファルト舗装の個所もあります。冬
場に工事が入り香川県側は整備されてます。いくつかの枝道があり、
なかなか楽しめる林道です。ブッシュ突入や崩落があるかも(^^;
林道は四国のみちに指定されているようです。ツーリングマップル
には記載されていません。
【増川林道】ツーリングマップル中四国P66F5〜G5付近
猪ノ鼻峠旧道から三好町に抜ける林道です。ツーリングマップル
ではつながっていません。路肩より草木がせり出しスクラッチ傷が
つきやすい林道です。前半見晴らしがよく、後半は川沿いに走る雰
囲気のよい林道です。
それから、オフの前に下調べとして走った猪鼻林道がなかなか掘り
出し物の林道でした。名前と違い猪ノ鼻峠に関係はない林道です。
【猪鼻林道】ツーリングマップル中四国P67脇B2付近
柏原渓谷と塩江琴南林道を結んでいます。柏原渓谷側から進入し
ましたが、狭く薄暗い林の中を走る林道です。幅員は2m余り。対
向車よ、来ないでくれって祈りながら走りました(笑)少々ガレて
急勾配のつづら折れの個所もあり、楽しみ(?)ながら走ることが
出来ました。ツーリングマップルではただの白抜きの道。やはり、
バイク用の地図だなあと、こんな道を走る度に思わせる、そんな林
道でした。
次は6月10日の林道オフです。丸1日林道三昧。その気になれば、
一泊二日でも楽しめます。奮っての参加お待ちしてます。
それではまた。
本MLのメンバー・安田さんからの投稿(Thu, 29
Oct 1998 21:36:55 +0900 (JST))
こんにちは。安田です。ご無沙汰しております。
本日、久々に早く帰宅したのでアップすることにしました。先日の日曜日「林道
へ行きましょう」とのお誘い(悪魔の囁きか?)受け、ツーリングに行ってきま
した。場所は高知県北部の本川村です。ここに大森川ダムってのがありまして、
この周辺には林道ネットワークが張り巡らされているのです。って前にも何度か
アップしましたっけね。ほんと中で一泊してもいいくらいの林道があります。最
初は越裏門からの伊留谷林道から進入しました。入口に通行止めの看板があった
そうですが、久々の快晴ツーリング一目散に突入したため見てませんでした。路
面はフラットで適度な上り坂。景色を楽しみながらゆっくり走行。峠を越えて分
岐があり、そこを直進しました。分岐を通過直後無線機より「分岐は右に曲がっ
て!」とのお声がかかりUターンしてそちらに進入。しかし1〜2分走るとブル
ドーザが道をふさいでました。その先は道がなかったっけかな。う〜ん、忘れた。
少々バックで戻り適当なところで方向転換。先ほどの分岐を当初の方行へ進入。
次にまた分岐がありました。上りと下りの分岐でしたが、上に行ってみようとい
うことで左折。後で地図を見ると東谷大森川林道だったことがわかりました。長
沢ダム堰堤から進入する林道で前回ガレガレ道を苦労しながら走り最終的に倒木
で断念した道でした。道は狭く急坂で荒れていました。数分走ってカーブを抜け
て目の前に現れた風景は…。崩落で道がなくなっている風景でした。まあ岩が覆
い被さっている状況だったので、歩けばその先の状況は確認できそうでしたが、
この急坂をバックで下がるのかという思いでいっぱいになり、そのままバックで
下がりました。バック途中でも路肩が気になり小枝と仲良くなりながら下がりま
した。また擦り傷の想い出が増えてしまいました(^^;苦労して分岐まで戻り今度
は下りを選択。そちらは少々あれた個所もありましたが、快適に走ることができ
ました。ダム湖を右に見ながらの走行です。そしてダム管理施設の駐車場で昼飯
となりました。そこから分岐の橋までは舗装されていました。分岐の橋は欄干は
破損し路面には水がたまり渡ると途中で落ちるかも、といった思いがふと頭をよ
ぎりました。が、実際のところ何ともありませんでしたけど。橋を渡り分岐を右
折。ここは奥南川林道です。少し走ったところに東谷大森川林道の吾北村へ抜け
るルートがあります。分岐まで走ったところで、またも通行止め。今度は看板で
す。って通れないようにロープを張ってました。これから、どうしようかってこ
とになり、結局弘沢林道で池川町へ抜けることにしました。まあ石鎚山でも眺め
ながら走ろうって話で。ツーリングマップルにはそのような記載がありました。
でも、実際のところ石鎚山は見えませんでした。峠で車をとめて、あれは○○山
だ、とか。下に大森川ダム湖が見え、両岸に林道が見え、遥か向こう(でもない
か?)には瓶ヶ森林道を望むことができました。今回、最初に瓶ヶ森林道を走ろ
うとしたのですが、やはりこちらも通行止めでした。峠を越え、下界に下りR4
39号に出て、道の駅「さめうら」に寄って帰りました。そうそう、こちらにも
大峠トンネルってのがあります。って四国にも同名のトンネルがまだありますけ
どね。って書いてるとR121号旧道を走りたくなってきます。
今度の週末はRAV4のオフに参加のため、愛知県まで遠征です。2日は休みを
とってるのであっちこっち周って帰ろうと思っています。
今の四国の林道は台風と長雨で上記のように通行止めの林道が多いです。林道に
よっては来シーズンまで走れないかもしれません。来年、露月さんとともに四国
にいらっしゃいませんか。そして大森川ダム周辺林道群へ行きませんか。林道群
の中で野宿するのも可能です。一泊二日の林道三昧もいいかも。
本MLのメンバー・小林さんからの投稿(Thu,
29 Oct 1998 17:33:00 +0900 (JST))
皆 さん、こんにちは。
小林 泰輔です。
10月24・25日に行って来た、「高ボッチの林道:ツーリングレポート」が
完成しましたのでUPします。
10月24日、朝からあいにくの雨が降っている。「林道に行くのどうしよう
か・・・?」と思いつつ、顔を洗っていると ぱた さんからTEL。
「今日は、林道行っても面白くなさそうだから、午後に出発して、直接待ち合わ
せ場所の金沢林道の展望台に行きません?」・・・と言う事で当初の予定を変更し
て、初日は林道を走らずに直接 どた さんとの待ち合わせ場所に行く事に・・・。
協議の結果、14:00に中央道の藤野PAで待ち合わせる事になった。
多少渋滞していても3時間有れば大丈夫だろう。・・・で、11:00頃に自宅を
出発しました。が、しかし、予想以上の首都高の渋滞に巻き込まれた為に、20
分程遅れて集合場所に到着。既に ぱた 利朗 さんのブリザードは到着していま
した・・・。
あいさつもそこそこにPAを出発。VICSによると、中央道は大月を先頭に8
km程渋滞しているようなので、上野原で降りてR20を走っていく事にする。
途中大月の町中で渋滞していたものの、順調に笹子の峠を越えて甲府市内へ・・・。
2車線の所で ぱた 利朗 さんの前へ出て、バックミラーに写る車を見ると何か
ヘン??? よ〜〜〜く見ると、ブリザードのナンバーを止めているネジが1本
飛んでて、ナンバーが斜めになっている。
修理に必要なネジを買う為にホームセンターへ・・・。
その後は、甲府昭和インター付近で渋滞していた為に裏道を経由。長野県に入り、
富士見の町で食料を確保。待ち合わせ場所、兼今晩の野営場所でもある金沢林道
の展望台へ・・・。現地へ到着したのが19:30。
早速、タープを張って夕食の仕込み。今日は寒いので鍋にする事にした。
夕食の仕込みと同時に暖房用に炭を熾そうとするものの、なかなか炭に着火しな
い。着火剤は例によって「かっぱえびせん」を仕様。炭は ぱた さんが持って来
た物を使ったのだが・・・、この炭が高級品で、普段、私が愛用しているホームセ
ンターで3kg380円の炭とはえらい違う。備長炭の用に炭がシッカリしてい
て、スが入っていないのだ。
バーナーで炙ってみてもなかなか着火しそうに無いので、私の安物炭を少し取り
出して、“着火剤”を盛大に振り掛けた所勢いよく燃え出し着火に成功。
やはり、“かっぱえびせん着火剤”は高級品の炭には向かないみたいだ。
何とか暖房も付き鍋も出来上がった。
標高が高いのか、とても寒いので暖かい鍋が美味しい。鍋を食べながら周りを見
渡してみると、眼下には茅野市の夜景、空には満天の星空が広がっていた。こん
なに奇麗な星空を見るのは、6月の北海道以来だ。チョット寒いけど、最高の一
時・・・。
そのまま2人で飲み会に突入・・・。明日は、朝から高ボッチの林道に行く事にし
た。・・・と言う所で、私の記憶は途絶えてしまった。(笑)
前日の6時に起床して・・・と言う意気込みは何所へやら、周りの明るさに気が付
いて車の中で目が覚めたのは7:30。結構冷え込んだみたいだけど、北海道装
備が効を奏したのか、寒さで目覚める事も無く快適に寝られた。車の中でもぞも
ぞと着替えていると、トントンと窓を叩く音が・・・、ぱた さんは既に起きていた。
前日の残りを活用して朝飯を作っていると、下の方から豪快なエンジン音が・・・、
どた さんかな?とそちらを見ると別の車だった。その後も数台の四駆が登って
来た。皆、こちらを見て唖然としている。
そうして数台の四駆が通り過ぎて行った頃、軽快なエンジン音と共にどた さん
登場。これで、今回の参加者が全員集合できた。
全員そろった所でいよいよ高ボッチへ移動。諏訪南から高速に乗って岡谷で下車。
高ボッチスカイラインを目指す。・・・が入口に着くと、そこには“工事中に付、
迂回お願いします”の看板が・・・、仕方が無いので、看板に従って迂回。崖の湯
温泉から高ボッチ入りするルートを取る事になった。
崖の湯温泉の所で“→高ボッチ”の看板に従い右折。暫く舗装路を道なりに進ん
だ所で、チョット怪しげな入口が有るので入ってみる。ここから道は未舗装にな
る。道幅はやや細く、曲がりくねっていて見通しが悪いものの、路面はフラット
なので走り易いなぁ・・・と思っていると、いきなり目の前に、角度が20度程、
長さが100m程のヒルクが出現。(@_@)
ここも、角度はキツイものの路面がフラットだったので、簡単に登れるだろうと
思っていたのですが・・・。
先ず初めに、ブリザードのぱた さんがヒルクに挑戦。
軽い車重とマッテレタイヤのグリップを生かして、グイグイと登って行きアッサ
リとクリアー。
次に40のどた さんが挑戦。
40の高い走破性でクリアーを狙うものの、タイヤがATタイヤの5分山と言う
事も有り、なかなかグリップしてくれず20mほどしか登る事が出来ません。
チェーンは持って来てあったのですが、泥の中で装着するのは面倒・・・と言う事
で、先ずはブリザードで引き上げる事にします。
2台をカーロープで繋いで引き上げ開始。・・・しかし、ブリザードではパワーが
足りないのか引き上げる事が出来ません。そこで車の順序を入れ替えて、私のパ
ジェロで牽引する事に・・・。
パジェロの後ろに40を繋いでアタック開始。
パワーに物を言わせて強引に登って行きますが、タイヤをスリップさせながら、
何とか半分程登った所でタイヤが全くグリップしなくなりました。
ここまで来て諦めるのも癪なので、何とか上まで引き上げようと頑張ってみます
が、私の意志を無視するかのように車は前に進んでくれません。
そうやってもがいているうちに悲劇は起こりました。
タイヤを思いっきりブン回してアタックしていたのがいけなかったのでしょう。
何回かアタックするうちに路面状況が悪化。ついには車を静止させておく事すら
出来なくなっていたのです。
それに気が付かず、坂を登れなくなったのでバックをする前に一時車を止めてお
こうとブレーキを踏んだ所、タイヤが静止すると同時に車は下に向かって、つま
り40に向かって動き始めました。(゜o゜)
止まってくれ〜〜〜。 (>_<) ・・・とばかりに、おもいっきりブレーキを踏みつづ
けるものの、こういう時に限って御自慢の“ABS”が動作し始めました。
もう、私には、なす術はありませんでした。
ゴン!! (*_*)・・・と言うすさまじい音と共に、パジェロのピンドルフックと40
のバンパーが接触。40のフロントバンパーが見事に凹んでしまいました。
#どた さんスミマセン。m(_,_)m
これ以上、牽引での走破にこだわっていると、私の車も、どた さんの40もフ
レームが持ちそうもないので(笑)、ここで牽引を諦める事に・・・。
ロープを外して、先ずは私のパジェロを坂の上に上げる事から開始。
しかしこれが、自分のMTタイヤで掘ってしまった路面に苦労して、なかなか上
がる事が出来ません。何回もアタックして、最後は(折畳式のですが・・・)サン
ドラダーを引きずってのゴールとなりました。
次にどた さんの40にチェーンを取り付けます。
泥の上での作業なのでなかなか上手く行かなかったけど、40のフロントになん
とかチェーンを取り付け完了。一気に“最強のマシン”と化した40がヒルクに
アタックを開始します。
おおっ、これは凄い。凄すぎるっ!!
先程、あれだけ苦労して引き上げようとした坂道を平気で登って行きます。
・・・がやはり途中からはリアのグリップが得られず、坂を登れなくなったので、
再びサンドラダー登場。何とか坂を登る事が出来ました。
やはりチェーンの走破性は侮れないですね。初めからチェーンで挑戦しとけばよ
かったかも・・・。
3台全てがここを登るのに、1台破損、所用時間:1時間以上もかかる難セクシ
ョンでした。
ここの坂を登り終えた時点で、「これじゃ、この先は余り支線に深入りしない方
がいい。帰れなくなるかもしれないし・・・。」と私は思いました。
けど、ぱた さん、途中に面白そうな支線を見つけると「なんか有ったら救援し
てね。」と言って、面白そうな支線に突入していきます。・・・が、やはり路面状
況が悪すぎる。50m程で前進不能となってバック・・・。
そんな調子で進んで行くと、それ程危なくなさそうな支線を発見。“あぶなくな
さそうな”支線なら、探検しても良いだろう・・・。と言う事で、入ってみる事に
しました。
路面は終始フラットだったものの、何年も使われていない様で路面は一面草に蔽
われています。(・・・って、何所が危なくない支線なんやねん。(^^;;)
更に進んで行くと、前方に倒木を発見。ちょうどお誂え向きに、道に対して斜め
に倒れています。3台ともそこを難無く通り過ぎて進んで行くと、またもや倒木
が・・・、今度は、道をふさぐ様に斜めに立てかけたように倒れています。
ここでUターンして本線に戻る事に・・・。
再び本線に戻り、暫く進んで行くと5差路が現れた。
ここでまた、“なるべくあぶなくなさそうな”支線に入ってみる事に・・・。
2つ有った下りルートの内、左側の道に入っていく。
暫くの間はフラットな路面が続いていたものの、暫く進むと先頭を走るぱた
さ
んから無線が・・・、「あれ!?チョットヤバそうな溝がある。チョット下見した
方が・・・あっ、でも10m位で別の道に出るから大丈夫だ。」といって下って行
った。
次は私がチャレンジする番だ。
道を見てみると、基本的に道は下りこう配で途中から右にカーブしている。更に
両側が深く掘れているので、アンダーガードやデフが当たりそうだ。途中で止ま
ったらスタックするのは間違いない。なのにぱた さん、「ここで写真取るから
ゆっくりね。」などと言ってくる。
そんな“悪魔の誘い(笑)”に乗ったらスタックするのは間違いないので、写真
撮影の事は無視して一気に下る。アンダーガードやデフを擦りながらもなんとか
走破する事が出来た。
次にどた さんが挑戦するが、写真撮影と言う“悪魔の誘い(笑)”に乗ってし
まったのか、途中で止まってしまいスタック。再びパジェロで牽引する事にしま
した。今度は失敗しない様に・・・。
幸い、下る方向に引く形になったので、先程の様にぶつける事もなく引き出しに
成功!!
その後、下りきって出て来た道を山の頂上方面へ向かって走り出した。時刻はも
う13:30を過ぎている・・・。
この後は、途中の支線に寄り道せずに暫く進み、道路脇の広場を発見した所で遅
い昼食。白樺の木が奇麗な所で、チョット一休み・・・と言うにはなかなかのロケ
ーションでした。
昼食後は寄り道する事無く、林道の本線を進んで山頂を目指します。やがて道は
高ボッチスカイラインに突き当たり舗装路となった。
高ボッチ山の山頂には牧場があるので、何か店はないかな!?出来れば美味しい
“ぎうにう”が置いてあるような所は・・・、と探しながら運転していると、一見、
シーズンオフで休業しているかのような店を発見。よ〜〜〜く見ると営業してい
るようなので、「ちょっとよっていきませんか?」と無線で呼びかけて強引に止
めてしまう。(笑)
そして、その店の中に入っていくと・・・、ありました!!高原牛乳300円也
早速注文して飲んでみるが・・・感想はひかえさせて頂きます。(-_-メ)
その後は舗装路を使って下山。岡谷から高速に乗って諏訪湖SAで温泉へ・・・。
温泉から上がった所で解散となったのでした。
さて、ここから家に帰り着くまでの道のりなんですが・・・
諏訪湖SAで高速の渋滞情報をチェックしてみると、甲府昭和インターから先は
終点までず〜〜〜っと真っ赤っ赤!! 東京インターまでの所用時間が300
分!!!などと言う表示が出ていました。300分ですよ!!!300分と言え
ば、時間に直して5時間じゃないですが!!!!!(@_@)コトバガデナイ・・・。
この情報を見て、少しブルーになりながら17:30に諏訪湖SAを出発。
・・・で、渋滞にハマッって帰るのは嫌なので、甲府昭和インターで下道へ、・・・が
暫く走るとココも渋滞。ナビの画面を頼りに裏道を走り、小仏トンネルの手前で
R20に合流。トンネル入口付近は順調に流れていたんですが、トンネル中央付
近から渋滞が・・・、しかも、この渋滞がかなり強力。道路が長〜〜〜い駐車場に
なったみたいで全然動きません。R20はそんなに込まないだろう。・・・と言う
のは考えが甘かったようです。
トンネル内は転回する事すら出来ないので、トンネルを抜けてから裏道を・・・と
ナビで検索したものの、この辺りは全く裏道になりそうな道がありません。
#結局、この渋滞を抜けるのに2時間半かかった・・・。
仕方が無いのでそのまま2km程渋滞の中を進んで行った所、使えそうな県道を
発見したのでそちらへ入り、県道経由で都留市へ抜けて、更に細い県道を通って
相模湖へ抜けR20へ。・・・がしかし、ここもインター手前3km付近から渋滞
していたので再び裏道へ。和田峠を越えて八王子に入り、八王子インターから中
央道・首都高(ここも工事渋滞していた・・・。)を経由して帰宅しました。
結局、家に着いたのは、日付もかわった午前1:00。所用時間:7時間半の旅
でした。疲れた・・・。
今週SdFで行なわれる紅葉オフの時は、甲府から青梅街道〜圏央道〜関越道〜
外環道経由か、又は雁坂道経由で帰ろうと思っています。